バイク教習日記(7)クランクが通れない!

技能教習6限目

1限目で転びまくったので、水分補給やおにぎりを食ってからの、本日の2限目。

指導員は、引き続きサングラスのおじいさん。

しかし、実際の指導はガミガミ指導員。

暑い日だったので、お疲れ気味のおじいさん指導員に気を遣って、ガミガミ指導員が交替した様子。

ガミガミ指導員が、準備の遅い他の教習生を叱ってから、外周3周へ。

内容は引き続き、クランク・S字・スラローム。

休憩中に気持ちを入れ替えたつもりでしたが、足着き・パイロン倒し・エンスト・転倒が続きます。

特に苦戦したのがクランク。

途中から全然通れなくなってしまいました。

2速の半クラと断続クラッチで走行するのですが、間違えて3速に入れてしまったり、何速に入っているのかわからなくなったり……。

低速で3速なんかに入れるので、当然ガクガクしてエンストしたり、慌てて前輪ブレーキを掛けて転倒したり。

2回目の教習で引き起こしは習っていたので、なんとか自力でこなせていましたが、あまりの転倒回数の多さに体力を消耗してしまい、後半は引き起こしもできなくなる始末。

運転よりも、引き起こしの筋トレをやっているみたい。

転ぶ癖がついてしまったようなので、ガミガミ指導員からは、

絶対に通るっていう気持ちでいかないと!」と激が飛びます。

実技なのに精神論かと感じる方もおられるかもしれませんが、この言葉には、何故か素直に、ありがたいという気持ちになれました。

その後、坂道発進へ

クランクで苦戦しているのを見かねて、ガミガミ指導員が坂道へ誘導してくれました。

しかし、そこでもクラッチの繋ぎがうまくいかずエンスト。

坂の途中でガミガミ言われて時間切れ。

おまけに最後には、バイクを所定の位置に戻す時も、エンジン切ってから立ちごけ。

ここまで来るとギャグですね…….。

残念ながら、笑ってる余裕なんてありません。

開始時に準備が遅くて叱られた教習生が、「起こしましょうか?」と優しく声を掛けてくれました。

とてもありがたかったけど、私を手伝ったことでまた叱られたりして、迷惑を掛けてしまう可能性もあるのでお断りしました。

その後も、なんとか起こそうとチャレンジしたけど、結局ガミガミ指導員に起こしてもらうことになってしまいました。

この回だけでも、5回以上転倒したんじゃないでしょうか。

体育の授業のあとのように汗だくでヘトヘト。

「引き起こしを練習しなさい」という嫌味とともに、サングラスじいさんから教習原簿を渡され終了。

ハンコは当然もらえなかったので、次回のAT車教習をキャンセル。(この時限をクリアしないと、AT教習へは進めないシステムなのです。)

受付で補習への変更手続きをしました。

システム的に結構面倒な作業のようでしたが、受付の人はテキパキと対応してくれました。

こちらの教習所の事務員への不満を、ネットで目にしたことがありますが、私は卒業までそういった印象はありませんでした。

表情がコワい人もいますが、対応は良かったです。

クランクを通れるようにならないとヤバいなぁ~と感じながら家路へ。

次回は翌日の10時50分から。

続く。

バイク教習日記(8)今日も転びました。

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