バイク教習日記(2)CB400は想像よりも重い!

技能教習の初回!

10月15日、技能教習の初回です。

教習原簿を受け取り、受付で配車手続き。

技能教習の15分前までに、毎回この手続きをしないと技能教習は受けられません。

配車を済ませてから、指示どおり教習の5分ぐらい前に、ガレージのような二輪の待合所へ向かいました。

指導員らしき背の高い男性に教習原簿を渡すと、プロテクターとゼッケンとヘルメットを装着するように指示されました。

肘・膝・胸それぞれにプロテクターを着け、胸のプロテクターの上からゼッケン。

ここのプロテクターかなり使い込んだものばかり。

特に肘用プロテクターのマジックテープはほとんど効かず、工夫して止めなければいけません。

ヘルメットは汗や整髪料で汚さないため、キッチンペーパーを内側に2枚入れてから被ります。

原簿を渡した男性とは別の、指導員が現れ名前を呼ばれます。

その指導員についた教習生は、私と二十代ぐらいの男性。

二人とも初回です。

まず、来るのが遅い!と叱られました。

今後は教習開始のチャイムまでに、プロテクターやヘルメットの装着を済ませて待機するようにとのこと。

こっちは受付で指示されたとおりの時間に来たんですけどね。

初めての中型バイク

バイクの乗車経験を聞かれた後、早速、バイクを出してくるように言われます。

いわゆるバイクの「取り回し」というやつです。

初めて間近で見る中型バイク。

もちろん触るのも初めて。

HONDA CB400。

車体は予想よりも大きく感じました。

サイドスタンドをはらい、左手でハンドル、右手はシートを支え、タンクを腰に当てながら後退。

重~っ! なんじゃこの重さは !!

原付にほんの数回触ったことがある程度だったので、こんなに重いとは知りませんでした。

教本で読んだとおりに動かしますが、なかなか思うようにバイクを移動させることができません。

 

「こんな重いの操れるのか~!?」とこの時点で早くも不安が……。

なんとか指示された場所までバイクを移動させ、センタースタンドを立て、動かないバイクに乗車。

キーを廻してエンジンスイッチON!

もうひとりの教習生は原付に乗っていたそうですが、教本を読んで来なかったようで、どれがエンジンスイッチさえわからず、エンジンをかけられません。

指導員なんで読んでこない!」「積極性がない!

叱られまくり!!!

アクセル・クラッチ・ウィンカーなどの確認のあと、加速チェンジ・減速チェンジの練習。

「セカンド!」「サード!」と指示されたとおりギアチェンジを繰り返します。

指導員クラッチおっせーよっ!

一旦ニュートラルに入れエンジンを切り、今度はスタンドを外して実際にバイクをローで動かします。

しかし、二人ともクラッチとアクセルの加減がわからないのでエンスト連発!!

指導員「クラッチ離すな!」「アクセルまわして!」

二人とも全然できていないけど、右ウィンカーを出して……なんとそのまま外周走行へ!

怒鳴られたけど、気持ちいい〜!

ローからすぐにセカンドにギアチェンジ、直線からカーブ、そしてまた直線へ。

お〜、これが中型バイクか〜!

さっきまで怒鳴られてばかりで嫌になっていたけど、大きなバイクに乗っているのが不思議で、なんだかちょっと楽しい気分。

しかし、そんな気分も束の間、指導員からは「合図出しっ放し!」などの檄が容赦なく飛んできます。

外周走行終了後、待合所に戻って指導員から原簿を受け取り、「次回もこんな調子だと、周回遅れでパニクッて壁に激突するぞ!」と脅されて解散。

あんなに怒ってばかりじゃなくてもいいのになー。

でも、危険な乗り物には違いないので、初回はあんな感じで注意喚起するのかもしれません。

クラッチの繋ぎが自分でもぎこちなく感じたので、外周脇のベンチに座って、他の教習生の足の動かし方などを30分ほど見学したあと、予約をしてから帰りました。

次回は10月17日です。

つづく。

バイク教習日記(3)雨でも教習やるよ!

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