SAKEROCKが「ラウド/パンク」だった話

TSUTAYA某店にて

先日、買い物に行ったついでに、ふらっとTSUTAYAへ寄ってみました。

レンタルショップへ行くのも久しぶりだったので、新譜やJ-POPん棚などを通過、「ラウド/パンク」と書かれた棚の前へたどり着きました。

「マキシマム ザ ホルモン」と同じ棚に「SHISHAMO」という女の子のバンドも並んでいて、「日本のライド系もいろいろ……」とか思いながらボヤッと見ながら移動していると……。

「SAKEROCK」の文字???

今さらですが、SAKEROKについて

星野源と浜野謙太が、テレビでもすっかりおなじみなので、それつながりでSAKEROCKを知った方も多いと思います。

Martin Dennyの「SAKE ROCK」から命名された、バンド名からもわかるとおり(結構歌物もありますが)インストがメインのバンドです。

この曲のはじまりのフレーズ、日本のバンドの曲に似てますねー。

そう、日本を代表するテクノポップバンド・YMOの「ファイアークラッカー」。

それもそのはず。この「ファイアークラッカー」も、Martin Dennyの曲なんです。(ずっとYMOのオリジナル曲だと思ってました)

SAKEROCKの3rdアルバム「ホニャララ」に収録の「最北端」という曲でも、かなり似たフレーズを聴くことができます。この曲はYOUTUBEにはアップされていないようですね。「ホニャララ」を聴いてみてください。

YMO結成前夜のおもしろいエピソードをWikipediaで見つけました。

その日細野が2人を自宅に招き、3人はこたつを囲んだ状態で、おにぎりを食べながら(みかんという説もあるが、みかんはあったと三人は記憶している)会合を行った。細野が新たなグループのコンセプトを彼らに伝えたところ、2人は賛同し、ここで初めて“YMO”が結成される。このとき細野は2人に「マーティン・デニーの「ファイアー・クラッカー」をシンセサイザーを使用したエレクトリック・チャンキー・ディスコとしてアレンジし、シングルを世界で400万枚売る」(実際のメモには枚数は書かれていない)という自身のメモが書かれたノートを見せている。

YMOも、SAKEROCKも、ルーツはMartin Dennyだったわけですね。

細野晴臣と星野源のマリンバ

「Emerald Music」での星野源のマリンバ。(この曲は冒頭だけ聴くとラウド系っぽい)

星野源のマリンバうまいですねー! そういえば、「ホニャララ」のブックレットに掲載されている2人の対談でも、細野晴臣が星野源のマリンバを褒めていましたっけ?

ジェームス・ブラウン

突然ですが、ジェームス・ブラウンです。

これを細野晴臣がやるとこんな感じに。ドラムは伊藤大地、ベースは星野源です。(2分12秒から「Sex Machine」が聴けます)

ハマケンのカウントの取り方もJBの影響のようにも感じたり?

関係ありませんが、最近の「JB」はジェームス・ブラウンではなく、ジャスティン・ビーバーなんですね。知りませんでした。

クレイジーキャッツ

世代的には大昔だけど、クレイジーキャッツの演奏は今聴いてもカッコイイですね。

SAKEROCKを最初に聴いたとき、一番最初に浮かんだのはクレイジーキャッツでした。星野源が作るメロディーラインはクレイジーキャッツの影響を強く感じます。

まとめにならないまとめ(グダグダですみません)

SAKEROCKがなぜ「ラウド/パンク」の棚に置かれていたのかを検証するつもりで書きはじましたが、大幅に脱線して「SAKEROCKとYMO」のお話になってしまいました。

 

 

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