カネコアヤノのアルバム「燦々」が、1日遅れの8月19日に手元に届きました。
「ぼくら花束みたいに寄り添って」のMVも、アルバムのリリースと当時に公開されたので、ご覧になった方々も多いのではないでしょうか。
燦々
「お日様が燦々と降り注ぐ」の「さんさん」です。(こんな漢字だったとは知りませんでした……)
収録曲は全12曲。
1. 花ひらくまで
2. かみつきたい
3. 布と皮膚
4. 明け方
5. りぼんのてほどき
6. ごめんね
7. セゾン
8. 光の方へ
9. 車窓より
10. ぼくら花束みたいに寄り添って
11. 愛のままを
12. 燦々
レコーディングメンバーは「祝祭」と同じく、G.林宏敏、Ba.本村拓磨、Dr.Bobの3名。
引っ越し後のもろもろで、まだオーディオまで手が回らず、家族所有の古いCDラジカセのかなりこもった音で再生しています。
楽しみにしていたアルバムを聴く環境としては残念な状態ですが、そんなショボい音で聴いても楽しめる、くつろいだ雰囲気のサウンドです。
そんなのんびりムードな音作りですが、カネコアヤノは確実に進化しています。
特筆すべきはボーカルスタイルの変化。
基本的にまっすぐなカネコアヤノらしさは保たれていますが、声の裏表を微妙に行ったり来たり、漂うような歌唱法がが印象的です。
各曲の所感を書こうと思ったけど、余計な説明になってしまいそうなので省略。
「来世はアイドル」ぐらいボーカルを強く再現しても良いのになーと思ったりしますが、まあ、そのあたりについての感覚は、ライブDVDが補ってくれるので、DVD付きの初回盤がおすすめです。
DVD収録曲
1. アーケード
2.天使とスーパーカー
3.とがる
4.明け方
5.ごあいさつ
6.カーステレオから
7.恋しい日々
8.愛のままを
「明け方」「愛のままを」はアルバム収録曲なので、聴き比べるとライブとの違いがよくわかります。
「愛のままを」は、なんともアグレッシブ!
とはいえ…
アルバム自体は捨て曲なし。
すべて甲乙つけがたいぐらい気に入っています。
「布と皮膚」「ごめんね」「ぼくら花束みたいに寄り添って」……、いやいや、やはり全部好きですね。
「かみつきたい」のコーラスなんて和みます。
これからの気温が低い季節は少し苦手だけど、このアルバムを聴いて乗り越えていきたいと思います。
あ、間違ってこっちを買ってしまったりして?
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