5月31日
この時期はほぼ夏野菜の植え付けも終わり、収穫以外にはあまりやることがないかと思うのですが、畑へ出向くと何かしらやるべきことが出てきます。
まず、畝全体を見廻ってからの、今日の最初の一仕事は、テントウムシダマシの捕殺作業になりました。
テントウムシダマシの捕殺作業
前日に畑の管理者の方から、テントウムシダマシが多く発生して、じゃがいもに被害が出ているというメールを受け取っていたので、まずはその作業から。
テントウムシダマシ
正式名称はニジュウヤホシテントウ。
草食性のテントウムシ。名前のとおり28個の黒い斑点がある。
アンデスレッドは花が咲いていて、葉も元気そうで問題なさそうで一安心。
ところが……
メークインは葉が部分的に茶色く枯れたようになっています。
茎も切れてしまっていたり……。
メールのお知らせのとおり、テントウムシダマシの食害にあってしまったようです。
葉の裏を見ると、大小の幼虫がいて、卵も産み付けられていました。
成虫もとらほらと葉っぱにとまっています。
葉っぱを1枚ずつ、株元にも落ちていたりするので、いろいろな角度から念入りに確認。
成虫3匹、幼虫は数え切れないぐらい捕殺。
ついでに卵もすりつぶしておくことに。
幼虫と卵の写真を撮るのを忘れてしまいました(汗)。
捕殺作業をしながら、虫の捕殺なんて考えられなかった、自然農に出会ったばかりの頃を思い出しました。
郷に行っては郷に従えといいますか……ずいぶん自分も変わったものです。
今日のところはこれで大丈夫そうなので、根元に土寄せ。
いもを大きく成長させるために、花を摘んでじゃがいものお世話を終えました。
捕殺したとはいえ、既に葉や茎にダメージを受けてしまっているので、光合成がうまくできるのか気になりますが、あとは復活を願うばかりです。
気を取り直して他の野菜のお世話をします。
その他の野菜のお世話
玉ねぎ
玉ねぎが大きくなってきたので、球を大きくするためにつぼみを摘みました。
トマト
トマトは大きくなり、第2花房が咲き始めたのでわき芽を摘みました。
最初に立てた短い支柱は残したまま、長い支柱を3本追加して誘引をしました。
ピーマン
ピーマンは植え付けた後、しばらく雨が降らなかったせいか弱ったままです。
根をはるタイミングの水分が足りなかったのかもしれません。
元気をだしてもらうために、草マルチと水やりをしました。
ナス
ナスもピーマンと同じく弱っていたのですが、なんとかもち直してくれています。
支柱を各2本を交差させて立て、マイカ線で下の方で束ねました。
ズッキーニ
ズッキーニはつぼみをつけたので、受粉のために防虫ネットを外しました。
大きくなったのでウリハムシの被害にあう心配もなさそうです。
スナップエンドウとソラマメ
鳥や動物だけでなく、カメムシの被害が激しくなってきたので片付けることにしました。
少量で、しかもあまりまともなものもありませんでしたが、最後の収穫です。
あとはサニーレタス・ステムレタス・小松菜・ほうれん草・ブロッコリのわき芽や、チンゲン菜なども収穫。
最後に保湿のために里芋(土垂)とニンジンに草マルチをし、本日の作業は終了としました。
今日は思いのほか盛りだくさんの作業内容でした。
コメントを残す