※ この「バイク教習日記」は秋から冬にかけて、このサイトの管理人がバイク免許を取得するまでの記録です。
はじまり
教習所に通い始める約1年前、バイクの知識のない私は、大型バイクに乗る友人に意見を聞きに行きました。
バイク免許には自動車と同様に、AT(オートマ)とMT(マニュアル)があります。
自動車と同様に、MTの免許を持っていれば、ATにも乗れます。
また、中型(400ccまで)と小型(125ccまで)の区別もあります。(大型免許もありますが、私の近所の教習所では大型教習はやっていませんでした)
バイク免許は取りたいけど、どれを選ぶか迷っていたのです。
普通自動車の免許は持っているので、そのときは原付に乗ればいいかな? という考えもありました。
友人の回答は、「小型のオートマにしなさい」。
友人の意見としては、
- 原付は危ないのでお勧めしない。(時速30km制限・二段階右折など)
- MTは本当にバイクが好きな人のための趣味の乗り物。
- MTだとストレートで卒業は難しいと思う。(追加の教習代金がかかる)
- 中型はお金がかかる。(税金・車検)
- ATは簡単で楽チン。
- スクーターはヘルメットを中に入れられて便利でしょ。
といった感じでした。
確かにバイク自体が好きというよりも、乗って行動範囲を広げたいという気持ちのほうが強いし……。
ビッグスクーター乗ってる人を見ると楽チンそうだし、メットインは便利そう……。
それから1年いろいろ考え、実は入校ギリギリまで迷いました。
入校申し込み
10月13日。
ゆう貯でおろした教習費を鞄に入れ、教習所へ向かう道でもまだ決めかねていました。
往生際が悪過ぎますね。
で、入校受付の窓口で選んだのは「中型・MT」!
友人の意見は無視してしまいました……(ゴメン!)。
窓口のおじさんから今月のキャンペーンの説明。
教習所によっては、上の画像のようにキャンペーンをやっていたりします。(事前にネットで調べておくと良いと思います)
おじさんから説明されたのは、「5千円キャッシュバック」と「安心パック」のふたつ。
「5千円キャッシュバック」は言葉のとおり、5千円戻ってくるというもの。
そして「安心パック」は、入校後3カ月は技能・検定ともに追加料金が免除されます。
窓口のおじさんは、
「ストレートで卒業できたら「安心パック」は無駄になりますよ」なんて言いますが、卒検に落ちただけで5千円はすぐに消えてしまいます。
迷わず「安心パック」にしました。
財布も心も余裕をもって臨みたいものです。
普通自動車免許は持っているので、入校時の支払い金額は下記のとおり。
入学金 22,200
教本代 2,000
学科料 1,200
適性料 5,000
技能料 61,200
卒検料 5,000
証明書交付料 5.000
―――――――――――――――
計 101,600(税別)
「安心パック」は追加料金がかからないといっても、技能や検定の予約をドタキャンした場合には、キャンセル料が発生するのでご注意を。
入校式
受付終了後、その日に入校式があるというので、夕方4時40分まで待合で待機。
入校式といっても教室での簡素なものです。
その日入校の教習生は二輪2名、他は全員四輪。
みんな若く学生のように見え、自分が若干浮いてる感じ。
教室はほぼ満席で、今日だけでこんなに入校するのかと驚きました。
教習所は通常、学生の休みの関係で、春・夏に混んで、秋・冬は空いているそうです。
しかし、今年の夏は猛暑の関係もあってか、夏は空いていたのに、秋になってから教習生が増えてきたとのこと。
教壇のおじさんが「実習の予約が取りにくいかもしれません」と少し申し訳なさそうに説明してくれました。
教本を受け取り、教習原簿の記載に間違いがないか確認。
普通免許の教習生のなかに「MTで申し込んだのにATになってる」という人が1名いました。入校後の訂正はシステム上難しいそうなので、この時点できっちり確認しましょう。
機械での予約の取り方を教わり、早速明後日に実習の予約を入れ、その日は終了となりました。
と思ったのですが、記憶ちがい!
予約を取ったあとに学科の教室へ移動して、適正検査をやりました。
同じ形の図形を探したり、数字を並べたりといった内容。
スタートと同時に、周囲から鉛筆のカッカッカッという音が響いてきて、学生時代のテストを思い出しました。
この検査を頑張ったからといって、何かメリットがあるわけではありませんが、皆一生懸命に取り組んでいました。
もちろん、私も真面目にやりましたよ。
解答用紙を提出して終了。
お金も支払ってしまったし、明後日からはいよいよ教習が始まります!
土壇場まで迷った挙句のMT選択。
大丈夫なのか?
つづく。
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