【食器洗いの変遷】台所スポンジをヘチマにしました。

今回は台所のスポンジのお話です。

数年前まではいわゆる普通のスポンジを使っていたわけですが、野菜を育てるようになってから環境のことを考えるようになりました。

ひろりんたわし

そんな時に最初にお店で薦められたのが「ひろりんたわし」でした。

洗剤を使わなくても食器の汚れが落とせると、近所の自然食料品店で教えてもらったのをきっかけに使い始めました。

使ってみると、本当に洗剤なしでほとんどの食器が洗えるのでとても重宝しました。

それからしばらくして、ひろりんたわしは生産終了。

当初は、地元の縫製工場の余り糸を使って作られていたものですが、そのうち材料の糸が足りなくなり、その時点ではアクリル糸を使用して製造していたと書かれていたような記憶があります。

ひろりんたわしの役目は終えたということだったのでしょう。

石鹸を使わなくてもほとんど汚れが落とせるのは画期的だったんですけどね。

今考えると、羊毛で同じようなものを作ることができれば良いのになと感じます。

セルローススポンジ

次に使ったのはセルロースのスポンジ。

日本製 吸水 速乾 セルロース 台所 スポンジ ホワイト 6個セット(2個組×3)

セルロースは天然の食物繊維で、柔らかな手触りです。

肌触りが良いからボディスポンジに使っている人もいるようですね。

しかし、その柔らかさのせいか、しばらく使っているとポロポロと崩れてしまいました。

私は結構ゴシゴシやるほうなので、使い方次第なのかもしれませんけど。

食器洗いには不向きだったけど、現在はシンクを洗う時に使っています。

スコッチブライト アガベたわし

次に使ったは、スコッチブライト GC-02

これは最初硬いです。

でも、通常のキッチンスポンジなんかよりも薄手。

天然素材のアガベ繊維で作られたと書かれてあったし、使いやすかったので、これもボロボロになるまでかなり使いました。

見た目もアガベ繊維らしきものが渦を巻いていて、いかにも天然といった雰囲気。

しかし、100%植物由来と表記されたりもしていましたが、調べてみるとどうやら違う様子。

調べてみると、ポリエステルが混ざっていることがわかりました。

配合の割合は不明なので、

当初問題にしていなかった、マイクロプラスチックについての懸念もあったので、このスポンジもやめることにしました。

ヘチマ!

で、現在のところ最終的にたどり着いたのが、なんとヘチマ。

植物のヘチマを乾燥させただけなので、環境への負荷もありません。

今回購入したのは、このヘチマ

左の丸いのと、右の少し四角っぽいのが各6個(計12個)入って977円でした。(1個あたり約82円。)

プレスしてあるようで最初はぺちゃんこですが、水に濡らすとすぐに膨らみます。

使い始めは少し硬く感じるけど、使っているうちに馴染んできて、コップやお茶碗なんかも洗いやすくなりました。

繊維がしっかりしているので、油汚れでなければ洗剤をあまりつけなくてもきれいに落とせます。

お風呂で体を洗うのに使うも良いでしょうね。

台所御三家

というわけで、我が家のキッチンでは現在、ヘチマたわし・棕櫚(しゅろ)・セルローススポンジの3つが並んでいます。

ヘチマたわし:皿・茶碗など、通常の食器洗い。

 

棕櫚たわし:焦げがつくフライパン・ジューサーやおろし金など凹凸のあるもの。

 

セルローススポンジ:シンクの掃除

ヘチマなんて昔からあるものなのに、この体制におちつくのに随分遠まわりしてしまいました……。

何でもそうですが、実際に使ってみないと分からないものですよね。

棕櫚たわしも本当にオススメなので、また別の記事に書きたいと思います。

他にもっと良いものがあれば是非お教えください。

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