杉の葉でお香

隣家で杉の木の剪定作業が行われていたので、植木屋さんにお願いしてみたところ、杉の剪定枝を戴くことができました。

春におこなった環境改善のメンテナンスで、グランドカバーの資材として使えればと思いついたわけです。

隣家からいただいた杉の前定枝の一部

しかし、結構な量なのでその他の使い道も調べてみることに。

杉のお香

調べてみると「杉のお香」が見つかりました。

杉のお香は良い香りらしく、手間もあまりかからないとのこと。

早速作ってみることにしました。

水洗い

剪定したままのサイズでは大きすぎるので、適当な大きさにカット。

土ぼこりや虫などが付いていそうなので30cmサイズの鍋に入れてザッと水洗い。

鍋に入れた杉の葉

ネットに入れて乾燥。

このネットも以前梅干し作りのために購入したものです。

このネットは色々と活躍してくれます

乾燥

2〜3日程度乾燥させるつもりが、他の用事にかまけている間に1週間以上経過してしまいました……。

乾燥させた杉の葉

剪定直後の鮮やかな色は失せ、渋い色になっています。

油分まで蒸発してなければ良いですが……気にせず作業続行しましょう。

粉砕

乾燥させた葉を細かい粉の状態にします。

最初から乳鉢で磨り潰す人が多いようですが、今回はミルサーを使用。

うちには便利な「よめっこさん」という機械があるので、それを使ってみます。

山本電気 NEWよめっこさん

玄米クリームや青ドロも作れるなかなかの優れモノ。

ミルサーで粉砕したところ

ご覧の様に数十秒でここまで細かくなりました。

練り

粉砕した葉を乳鉢に移し、お香の形にするために練ります。

乳鉢に入れた杉の葉

お湯を少しずつ入れながら、少し力を入れて乳房ですり潰すように。

すり潰し中

形を整える

全体に水分がいきわたって指で形が作れそうな感じになったきたので、ベニヤ板の上でお香の形にしました。

お香の形に

(左)1回目はお湯を入れ過ぎてしまいました。

(右)2回目は水分少なめ。こっちのほうが乾燥も早そうです。

(中央)板状にのばしてから、カッターで細く切って線香にようにしようとしたのですが、杉の繊維が歯に掛かってあまり上手く切れませんでした。

お香ってこんな形だったでしょうか

乾燥

屋外で天日乾燥したかったけど、当日はあいにくの雨模様。

わずかですが日光が入る窓の近くでの乾燥となりました。

掃き出し窓の床に置きました

数日乾燥を待つことにします。

(つづく)

 

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