今回は()の中の文字だけ小さくします。
タイポグラフィ・組版界の大御所である、府川充男さんの著書「組版原論」によると、通常は1Q〜1.5Q下げると読みやすいと記されています。
今回はPCの画面でもわかりやすくするため、2級下げることにします。
フレームグリッドを設定
フレームグリッドの設定は、「小塚明朝R・13Q・行間9.75」にしました。
テキストの流し込み
下のテキストを用意しました。
手塚治虫(てづか おさむ、本名:手塚治)、1928年(昭和3年)11月3日〜1989年(平成元年)。
日本の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。 大阪帝国大学附属医学専門部を卒業、医師免許取得、のち医学博士(奈良県立医科大学・1961年)。血液型A型。
戦後日本においてストーリー漫画の第一人者として、漫画の草分け存在として活躍した。兵庫県宝塚市出身(出生は 大阪府豊能郡豊中町、現在の豊中市)、同市名誉市民。
フレームグリッドに流し込むと下のようになります。
()内の文字を「文字スタイル」に設定
ウィンドウ>文字>文字スタイル>文字スタイル>新規文字スタイルから、「文字スタイルの編集」画面へ。
左の基本文字設定を選択、()内の文字を2Q下げたいので、「11Q」と設定します。
スタイル名は「()内」としました。
「検索と置換」の設定
次に、フレームグリッドを選択した状態で、「検索と置換」(⌘+F)の画面へ。
「正規表現」を選択。
❶「検索文字列」に下の正規表現をコピペ。
(?<=().+?(?=))
❷「置換形式」で先に設定した文字スタイル「()内」を選択してから、「全てを置換」をクリック。
()の中の文字だけが11Qになりました!
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